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◆所在地/会津若松市川原町 |
●街なみ・建築物等の由来● |
大正末期から昭和初期にかけて菓子司の建物として建設され、当時は店舗兼作業場兼住居として使用されていたようであるが、現在は、店舗兼住居として使用されている(作業場は別棟)。 また、同一敷地内には明治30年代に建築されたと思われる土蔵が現在も残って倉庫として使用されている。 |
●街なみ・建築物の特徴● |
瓦屋根真壁造の和風建築の建物は、建設当時と比べて少々改修された痕跡が見受けられるが、全体の雰囲気は当時のままで残っている。特に、店舗内は当時の風情が醸し出されている。 現所有者との会話の中で、現在の建物を今後も維持していきたいが、現行法と耐震性能の問題で現状維持の状態がなかなか困難になってきていることが実情であることが伺えた。 材木町、川原町の下町の賑わいを伺い知れる近隣の巨大住宅・名跡庭園・造酒屋、料亭そして湯川畔の桜並木とあるが、お互い離ればなれとなり歴史的街づくりの連なりという観点からは難が多い。しかし、これらの建物、庭園自然を末代まで大切に残しておきたい。 桜の季節、屋形船を浮かべての当時の大人達の花見(芸妓さんが入っている)の写真を見てもその時代の様子が知れる。 |
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